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薬学部製剤学講座の安永峻也講師が取り組んだ研究がプレスリリースされました。

愛知学院大学 薬学部 安永峻也講師、京都大学 工学研究科 福岡隆夫研究員、名村今日子准教授、鈴木基史教授兵庫県立大学 高度産業科学技術研究所及び先端医療工学研究所 山口明啓准教授らの共同研究グループは、医薬品錠剤の偽造防止や投与時の認証を行う技術の開発に成功しました。

今回、共同研究グループは、金ナノ粒子の集合体から成る微量のインク型タグを錠剤に付着させ、バーコードリーダーのように光を照射することでインクの情報(ラマン信号)を読み取ることに成功しました。目に見えない金ナノ粒子の集合体が保持されて、室温大気下で8年以上の長期間にわたって、確認できることを示した初めての実験結果です。

この技術は、薬の偽薬(にせものの薬)の流通を防止することにつながる革新的な研究であるので、共同研究グループのうち兵庫県立大学からマスコミに対してプレスリリースが行われました。

また、その技術を説明したイラスト画は、科学雑誌「Advanced Materials Interfaces」の表紙に掲載されました。本技術の注目度がうかがえます。

科学雑誌「Advanced Materials Interfaces」の表紙

詳細はこちら
https://www.u-hyogo.ac.jp/outline/media/press/2023/monthly/pdf/20230626.pdf

本研究は、科学雑誌「Advanced Materials Interfaces」オンライン版に掲載されました。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/admi.202300157

表紙掲載ページはこちら
https://onlinelibrary.wiley.com/journal/21967350

愛知学院大学 薬学部 製剤学講座 安永峻也講師
E-Mail: yasunaga@archilys.com
TEL:052-757-6771