がんや骨粗しょう症などの疾患では、細胞の増殖、分化、細胞死、細胞間相互作用などの異常が重要な役割を果たします。これらの細胞機能を制御する低分子化合物、栄養素、生体内物質の理解と探索は、疾患機構の解明だけでなく、新たな治療薬開発の出発点としても重要です。
 本研究室では、抗がん作用や骨代謝制御作用を示す低分子化合物、栄養素、生体内物質に着目し、疾患に関わる細胞機能を制御する分子の探索を進めています。候補分子については、がん細胞の増殖・細胞死・細胞周期への影響や、破骨細胞分化・骨吸収への影響を解析し、その作用メカニズムの解明に取り組んでいます。
 これらの研究を通じて、がんや骨代謝異常に関わる細胞機能を制御する化合物や生体内物質を見出し、創薬研究や疾患治療につながる基礎的知見を得ることを目指しています。

参考論文