第43回 薬学セミナー

日時 平成22年12月1日(水)16:00~17:00
場所 薬学部棟 2階 大講義室(201)
演者 大澤 匡弘 准教授
名古屋市立大学大学院薬学研究科 中枢神経機能薬理学分野
演題 タンパク質脂質修飾に着目した痛覚感受性亢進の機序解明とその治療薬への応用
内容 慢性疼痛は患者の生活の質を著しく低下させる要因であるが、その根本的な治療は達成されていない。これまでの研究から、脊髄や中枢神経系における神経伝達の亢進が痛覚過敏の発現に関与しており、リン酸化酵素活性の変化が深くかかわっていることが示唆されている。今回、その中でもタンパク質脂質修飾により活性化されるRhoA/Rho キナーゼ系の関与について、私自身の研究から見出された点中心に発表する。

本講演は、薬学会東海支部特別講演会を兼ねています。

愛知学院大学薬学部医療薬学科
名古屋市千種区楠元町1-100
問い合わせ先:薬学部教務委員会(担当:佐藤、連絡先:内線2300)

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