お知らせ アクセス ENGLISH

お知らせ 薬学部 薬物治療学講座における卒業研究の成果が国際学術誌に掲載されました

研究成果 2026.04.28

薬学部 薬物治療学講座が実施した卒業研究を基盤とした研究成果が、アジア糖尿病学会が発行する英文誌「Journal of Diabetes Investigation」に掲載されました。

本研究は、薬物治療学講座卒業生の佐藤拓真さん、薬物治療学講座の二瓶渉講師、加藤文子講師、加藤宏一教授(研究代表者)らを中心に、愛知医科大学 糖尿病内科、愛知学院大学 歯学部 内科学講座、東京都医学総合研究所 糖尿病性神経障害プロジェクトとの共同研究として実施されました。

本研究ではストレプトゾトシン誘発糖尿病ラットを用いて、経口血糖降下薬イメグリミンが糖尿病の主要な合併症である末梢神経障害に与える影響を検討しました。その結果、イメグリミンの投与により感覚神経伝導速度、神経血流、表皮内神経線維密度の改善が認められました。また、神経由来細胞において神経突起伸長を促進する作用も確認されました。

本研究成果は、イメグリミンの神経保護効果を示唆するものであり、有効な治療法が認められない糖尿病性神経障害の新たな治療戦略の確立に寄与するものです。将来的に、本知見の臨床応用を通じて、患者のQOL向上に繋がることが期待されます。

なお、佐藤拓真さんの卒業研究成果は、本論文として高く評価されるとともに、2024年度卒業研究優秀発表賞にも選ばれました。

掲載論文は以下のURLよりご覧いただけます。

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jdi.70303