研究内容

当講座では医療現場で問題となっているようなもの、神経変性疾患関連、疫学データ等を研究テーマとします。卒業研究に関しては学生と相談の上、実験やデータ解析法等を用います。

中村 暢彦 (教授)

・医薬品・患者情報を活用した実践薬学に関する研究

  • 医薬品の適正使用に関する研究
  • 医薬品の品質評価に関する研究
  • 医薬品の薬剤疫学的研究

尾関 佳代子 (准教授)

・オープンデータ等を用いた薬に関する疫学的研究

・災害時に薬局が果たす役割に関する研究

・オンライン服薬指導に関する研究

  • PMDA、NDB、e-Stat等を用いて、薬と患者属性との関連をみる研究
  • 既存研究やアンケート調査等を元に薬局の災害時の役割を検討する研究

羽田 和弘 (講師)

・疾患病態モデル動物に対する神経薬理学アプローチの研究

  • 軽度認知機能障害およびアルツハイマー型認知症おけるオレキシン神経の関与と予防に関する研究

その他 (卒業研究;2024年度の一部)

調査研究(医療データベース、文献等を使用): 8名程度
 NDBオープンデータを用いた都道府県別の医療施設数と睡眠薬使用量との関連の検討
 PMDAの「医薬品副作用データベース」を用いたDOAC使用患者の属性と副作用の評価
 成人用一般用医薬品アレルギー性鼻炎内服薬のコロナ前後の売り上げ動向について
 違法薬物および市販薬における濫用の調査と一考
 機能性表示食品の現状と薬剤師の関与について
 将来における薬局薬剤師像と調剤業務管理

実験研究(動物や細胞等を使用): 2名程度
 大腸菌を用いたヒトアミロイドベータタンパク質の精製
 オレキシン受容体拮抗薬長期投与によるマウス行動量への影響