愛知学院大学 薬学部 医療薬学科

薬草園

薬用植物や生薬についての生きた知識を学ぶ研究の場

愛知学院大学薬学部の薬草園(薬用植物園)は、薬学教育の一環として、薬用植物や生薬についての生きた知識を学び、親しむことを目的に設置します。日本薬局方に収載されている生薬の原料植物を中心に、代表的な薬用植物を継続的に観察できる環境を作り、実物に触れることにより教科書だけでは学びえないことを多く学べる学習環境を提供します。また、薬学部に設置する薬用植物園は、薬用資源としての薬用植物についての研究の場としても大切な使命を担っています。

楠元地区薬草園(計画中)

楠元地区には漢方処方に用いられる植物を処方ごとに集めた「漢方薬園」、また、古くから使用されている代表的な民間薬に使用される植物を集めた「民間薬園」、日本、アジア以外で薬として用いられてきた植物、日本薬局方収載医薬品の原料となる薬草を集めた「西洋薬園」、などのテーマに分けた区画を作る計画です。

日進地区薬草園(545m2)

日進地区には、「薬の森とハーブ園」というテーマの基に、ラベンダー、ローズマリー、ローレル、コリエンダー、バジル、セージ、ペパーミント、スペアミント、ゼラニウム、カモミール、チャイブその他多くを栽培したハーブ園を取り囲むように、薬となる樹木であるコブシ、クスノキ、キササゲ、アカメガシワ、キハダ、ホオノキ、オオツヅラフジ、柚子、サンショウ、杜仲、ナツメ、イチイなどの大木が取り囲んだ植物園です。

民間薬園

日本薬局方収載医薬品の原料となる植物