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我々の目標


製剤とは、錠剤やカプセル剤など剤形そのものという意味とその錠剤などを製造するという意味も持っています。我々の研究の基本は、製剤の製造または医療の現場で要求される特性、機能を持つ粒子を、いかに効率よく調製するのかという点にあります。

我々は、これを達成するための概念として「粒子設計法」を提唱しています。
「粒子設計」という概念は、時には結晶構造など分子状態の制御をする場合もあれば、顆粒や散剤などのマクロな物質の制御をして目的とする粒子を得るなど、その時々で様々な意味を持ちます。 また現在、錠剤や顆粒剤から、近年話題となっているナノテクノロジーを利用したドラッグデリバリーシステムまで、粒子設計という観点から広く薬学への応用研究を進めています。 医療技術や医薬品開発の近年の進歩には目を見張るものがありますが、これら新しい技術をうまく取り入れ、又時には既存の技術を組合せて粒子を設計し、それを製剤設計に生かすことにより、患者指向性の製剤や機能性製剤の開発などを行っています。

これらの研究成果を通じて、社会に直接還元できる研究プロジェクトを行っていきたいと考えています。
また、海外との共同研究や人的な交流を積極的に行い、製剤、また「粒子設計」という共通の言語を通して積極的なグローバルな展開を目指しています。

Imformation and News


4月23日 愛知学院大学 製剤学講座のホームページを作成・アップしました。