　中部談話会の平成22年度行事として標記研究・技術交流会を開催させて頂きます。今年度は、昨年度に引き続き、粉体工学会のワークショップとの同時開催が企画されており、中部談話会の世話人の一人である名古屋大学の森隆昌先生が「固液分散系プロセスの制御」を主題としたワークショップが採択されています。中部談話会では、本ワークショップとも関係を密接に保ち、本行事を行います。
　研究・技術交流会初日は、中部地方の粉体工学の更なる発展を目的として、参加されるすべての大学、企業の方々の交流を深めます。また、海外から戻られた名古屋大学森先生等数名の方から最近の研究・技術動向を解説していただきます。夜には、楽しい懇親会を計画しています。
　２日目はワークショップが中心となり、標題に関する研究発表会を行います。午後には工場見学会を予定しております。
　従来の若手勉強会を引き継ぐ形で１泊の泊り込みで、懇親を深め、有意義な会にしたいと思います。お誘い合わせの上、奮ってご参加いただきますようご案内いたします。

参加費は当日徴集させていただきます。
2日目ワークショップだけの参加者は、
一般5,000円、学生3,000円でお願い申し上げます。

•　2日目のワークショップにおける学生･若手研究者の発表の演題を募集しております。発表希望者は、発表者名（全員分）、所属および演題名を
戸塚()宛てに
8月18日までにご送付願います。発表はPowerpointを用いた口頭発表、時間は質疑応答を含め20分程度を予定しております。
　なお、ワークショップの発表者は本年度も要旨をＡ４サイズで作成していただきます。8月31日までにホームページの講演要旨記入例に上書きする形で作成し、
戸塚()宛てにメールください。

第1日 9月9日（木）
14:00-14:30 受付　

14:30-14:35　開会挨拶　（岐阜薬大）竹内洋文

14:35-16:05　
帰国講演
森隆昌(名古屋大学)
『オーストラリア留学報告　温度応答性ポリマーを用いた新規沈降濃縮プロセスの開発　—液圧測定による粒子集合状態評価』

解説講演(大学）
渡辺　秀夫(名古屋工業大学)
『粒子テンプレート法により合成したナノ中空シリカ粒子の特性評価と応用』

解説講演(企業）
尾塩　岳治(（株）スギノマシン)
『ナノレベルの微粒化システムと周辺機器』

16:05-16:20 休憩

固液分散系プロセスの制御に関するワークショップ　（第1部）
16:20-16:25　趣旨説明　　(名古屋大学)　森　隆昌

16:25-17:25　若手研究者発表討論会　（発表及び討論時間込み　15-20分）
1　和泉　翔 (名古屋大学)
『スラリーの充填特性と流動特性の相関に関する研究』
2　鋳物　将明 (岐阜薬科大学)
『糖転移化合物を用いた難水溶性成分の溶解性及び吸収性改善手法に関する研究』
3　立川卓 (岐阜薬科大学)
『リポソームを用いた薬効持続型吸入製剤の設計』

18:30- 懇親会

第2日 9月10日(金）
固液分散系プロセスの制御に関するワークショップ　（第2部）

9:00～ 9:05　開会挨拶　（名古屋大学）森隆昌

9:05～11:05 若手研究者発表討論会　（発表及び討論時間込み　15-20分）
4　加藤能豊 (愛知学院大学)
『脳内送達を目的としたポリ乳酸・グリコール酸ナノパーティクルの設計』
5　高御堂貴大 (愛知学院大学)
『難溶性薬物の溶解性改善を目的とする新規添加剤による固体分散体の設計』
6　宮澤　克明 (静岡大学)
『液状・スラリー状材料の減圧媒体粒子流動層乾燥』
7　山田　翔 (名古屋大学)
『超音波照射による水中に分散したリン酸カルシウム粒子の凝集
8　戴　嘉懿 (名古屋大学)
『固液分離プロセス高効率化のための前処理条件最適化』
9　山下　雅史 (名古屋工業大学)
『粒子分散装置内における無機粒子テンプレート法を用いたシリカ中空粒子の合成』

11:05 　閉会挨拶　（名工大）　藤正督

11:10～12:30　片付け、昼食

12:30～14:00　移動　津島から養老へ

工場見学　（天野エンザイム(株) 養老工場）

14:00～14:30　企業紹介

14:00～　　　　工場見学
　　　　　　　　　見学終了後解散