薬学生インタビュー! 2年生  中村 真未さん

2年生 中村 真未さん 写真

Student’s Interview 2009

色々な可能性を探していきたい

中村 真未さん 薬学部2年生 Glen Eira College出身

■なぜ薬学部を選んだのですか?

 薬学部で学ぶ内容に興味があったからです。
  体質的に幼いころから薬というのは身近な存在だったので、薬の作用についてはもちろん興味があり、薬剤師に憧れたということもありますが、一番魅力的だったのは薬学部は薬のことだけ学ぶのではないということ。知り合いの薬剤師さんから、薬学部は薬の知識以外に、「健康全般について学ぶ学部だ」と教えていただいたのがきっかけです。
  健康について興味のある私にとって、薬学部はまさに私の学びたいことが学べる学部なんです。

■入学前と後で大学のイメージは変わりましたか?

 入学前のイメージは薬学部は勉強の内容や実験がハードだということ。現在もそのイメージは変わりません。入ってから気づいたことは、英語の知識が結構必要とされることです。理系なので文系とは違って英語に触れる機会は少ないですが、薬学英語は内容も難しいと思います。この他の授業中でも先生方がよく英語の単語を入れて話されるので、英語の知識があるとより講義が理解しやすいと思います。
  大学の勉強は将来に直結するので、丸暗記ではなく理解することが大切です。何事も受身ではなく、自分から求めて学ぶ姿勢は大切だと改めて感じました。

■現在、大学の講義、実習で興味を持っていることは?

 まだ基礎を学んでいる段階ですが、生理学や機能形態学が面白いです。免疫学、薬物作用学も興味があります。人間の体の仕組みって、面白いことに無駄な働きは一切ないんですよね。ある原因があるから何かが作用して、働きが強すぎるとそれを抑えようとする働きが起こる・・・本当に神秘的です。また、1年生の薬学概論で専門薬剤師について触れた講義があり、これにも興味があります。

■将来やってみたいこと、抱負などは?

 国家試験は自分を含め、他の薬学生にとって最も身近で、ハードルの高い目標です。しかし、薬剤師になることは通過点だと思っています。今は基礎をしっかり固めて、今後愛知学院で学んでいくとともに、語学力を生かすなど自分を生かして日本の医療に貢献できるような道を探したいです。私自身、一人での海外生活で病気になった時はとても不安でした。海外経験を生かしてより多くの人の気持ちを理解し、力になれればと思います。

■キャンパスライフを楽しんでいますか?

 毎日授業についていくのは簡単ではありませんが、今本当に自分がやりたかった勉強ができているんだな、と幸せに感じます。中学・高校と違って、クラスの皆が「薬剤師になりたい」という共通の目標を持っているので、意味のある大学生活が送れていると思います。近々機会があればまた海外に出て刺激を受けたいし、色々なバックグラウンドを持った人とふれあいたいし、やりたいことがたくさんあって、一日24時間では本当に足らないぐらい、充実しています。

■薬学部を目指す方にメッセージをお願いします。

 私は日本の高校を出ていないので、薬学部での勉強に戸惑うことも多々あります。しかし、先生方は質問にもしっかり答えて下さるので、不十分な知識を補いながら日々学校生活を送っています。今は大変なことが多いですが、きっと将来、国際感覚と広い視野は役立つと思います。愛知学院は日本でも数少ない薬学部の帰国子女枠を設けている大学です。私のようなバックグラウンドを持っている人たちも、どんどんチャレンジしてほしいと思います。努力は必ず実ります。薬学部で勉強したい、薬剤師になりたいというその気持ちを常に持ち続けてください。応援しています!

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