薬学生インタビュー! 4年生 武川 唯さん

4年生  武川 唯さん 写真

Student’s Interview 2009

努力は素質を上回り 気力は実力を越える

 

武川 唯さん 薬学部4年生 津東高校出身

■なぜ薬学部を選んだのですか?

 医療系の職業に就きたいという夢を中学生の時からもっていました。高校生の時に理系科目が好きで特に化学に興味を持ったことが薬学部を目指すきっかけでした。ただ、6年制薬学部の第1期生として、6年間大学に行くことへの戸惑いはありました。もちろん学費もその分かかりますし、最初は家族に大反対されました。それでも薬学部への進学がどうしても諦めきれず、最後には家族も、『自分で選んだ道だから、頑張るんやよ』って応援してくれました。今自分が本気で勉強を頑張れているのは、もちろん自分の将来のためでもありますが、家族の支えを感じているからだと思います!!今大学に通えていることが本当にありがたいですし、その感謝の気持ちが私の『頑張る素』になっています!

■入学前と後で大学のイメージは変わりましたか?

 薬学部の6年間は長いだろうなと思っていました。今私は4年生ですが、これまでずっと忙しくて時間の経つのがすごく早かったです。言い換えると充実した大学生活を送っているといえますね。きっと6年間なんて一瞬です(笑)。また、薬学部は勉強が大変という印象をもっていましたが、これは想像以上に大変でした(/>□<)/。それから、愛知学院大学のどの先生方に質問に行っても丁寧に分かるまで教えてくださいます。すごい先生だったりするのに気さくにお話してくださるのが嬉しいです。

■現在、大学の講義、実習で興味を持っていることは?

 薬理学や免疫学にとても興味があります。薬理学の講義では、今まで漠然と『薬が効く』と思っていたことに対して『どうして薬は効くのか?』について学ぶことができてとても楽しかったです。また、免疫学の講義では、体の中であたりまえのように働いている免疫細胞の防御機構とその大切さを学んだときに、『自分の体って凄いんだ!』って感動しました(笑)。4年生になると薬学部内の調剤室を利用して調剤の方法を学びます。実際に服薬指導の練習をしたり、注射剤の調整を無菌室で行ったりと、将来の仕事に限りなく近いことが学べて楽しいです。

■将来やってみたいこと、抱負などは?

 3年生が終わった春休みに友達と『中間旅行』と称して、6年間の半分頑張ったご褒美に韓国に旅行に行ってきました!なので、無事に薬学共用試験のCBTと OSCEに合格し、さらに薬剤師国家試験にも合格して友達みんなで卒業旅行に行くことが、今の目標です!また、身近なことでは、長期休暇を利用して、インターンシップに参加したいと思っています。

■大学生活を楽しんでいますか?

 はい!毎年夏には、友達と愛知学院大学のセミナーハウスに泊まりの旅行に行っています。旅先ではバーベキューや花火をして楽しんでいます。3年の夏休みには、教授先生と友達と一緒に『富士山』を登山しました。雷ゴロゴロで、酸素も薄くて、もう二度と登らない…って思いながら登りましたが、頂上からの景色をみた瞬間に疲れがふっ飛んで、達成感がすごかったです。頂上では噴火口に向かって『CBTとOSCEに合格しますように!!』ってみんなで叫んできました (笑)。それから今、薬局でアルバイトをしていますが、薬剤師さんや登録販売員さんの仕事の様子を間近に見ることができたり、お話を聞くことができたりしてとても勉強になっています。薬事法改正にともなう新しい販売制度も間近でみることができてとても勉強になりました。忙しい大学生活ですが、時間を有意義に使うといろんな思い出ができて楽しいです。

■薬学部を目指す方にメッセージをお願いします。

 薬学部では今年度から薬学共用試験のCBTが行われますが、CBTでは高校で学ぶ化学、生物、物理の内容も出題されることがあると聞いています。薬学を学ぶ上で基礎的な知識はとても重要ですので今からしっかり勉強をしてください。薬学部の勉強は大変ですが、頑張って努力すれば、どうにかなります!!『努力は素質を上回り 気力は実力を越える』という言葉を信じて私は頑張っています!!また、愛知学院大学に入学して、素敵な先生方や事務の方、友達に出会えて本当に良かったと思っています。なので、薬学部を目指している皆さんも頑張ってください。

武川 唯さん 写真

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